Docker学習内容の忘備録
はじめに
本記事は私が学習したdockerの忘備録をまとめています。
Dockerはコンテナ(開発環境)を作ることができるツールです。
Dockerを使うメリット
そのメリットとは?
"開発環境構築時期の違いによるバージョンのばらつきを無くすことができる"というのが基本的なメリットだと思いますが、過去にこのようなツイートをした際に・・・
IT系の企業に勤めている方はDockerで環境構築してから開発しているんですか?自分のPCに直接開発環境構築はしない?
— マリン🌺ソフトウェアエンジニア (@Mariacron110) 2023年2月26日
すいません、まだDocker理解できてないかもしれません。
このツイートに色々反応していただき、結果として有識者の方々からメリットを教えていただけたので紹介しておきます。
作業PCごとのOSの違いを吸収して同じ開発環境を構築できる
winとmacでのOS 差分が面倒なので、docker使ってますね
— もっちゃん (@gtmjjjgtm) 2023年2月27日
AWSと同じ環境をPC上に構築できる
FF外より失礼します。
— くるる (@krile136) 2023年2月27日
私の所属する会社では本番環境にAWSのEC2(OS:amazon linux)を使っており、同様の環境をローカルに作るために同じOSのコンテナを作成して使用しています。
こうすることでコンテナ内で動けば、EC2上でもほぼ動くことが確約されています。
未来の自分、チームメンバーと同じ環境を用意できる
Docker環境による差分をなくすために構築するもの
— TakuKobayashi (@taptappun) 2023年2月26日
つまり未来の自分のため、チームメンバーのために構築するものであって、今の自分が困っていなければ構築する必要はないかな https://t.co/fy1TmTsVU3
Dockerを使う準備
Docker HUBのアカウント登録とDockerアプリのインストール
https://hub.docker.com/からDocker HUBのページへアクセスする。
アカウントの登録とDockerアプリをインストールする。
Dockerの起動
Dockerアプリを起動してDockerが動いていることを確認する。
Docker Desktop is runningとなっていれば動いていることになる。
Dockerイメージを入手する
Dockerによる開発環境構築をするためには、開発環境が格納されているコンテナの元となるDockerイメージが必要。
Dockerイメージの入手方法は大きく分けると2通りある。
- DockerイメージをDocker HUBからpullする
- Dockerイメージを作る
Dockerイメージを作るためにはDockerfileの知識が必要になるため、本記事では割愛。
#Dockerにログインする
$docker login #ユーザーネームとパスワードが聞かれる
#Dockerイメージをpullする
$docker pull [image]
ex) hello-worldのイメージをpullしたい場合は $docker pull hello-world
#自分の環境にインストールされているDockerイメージ一覧が表示される
$docker images
Dockerイメージからコンテナを作る
pullしてきたDockerイメージからコンテナ(開発環境)を作ることができる。
#コンテナを作る
$docker run [image]
ex) hello-worldのイメージからコンテナを作りたい場合は $docker run hello-world
#コンテナ一覧を表示する
$docker ps -a #自分の環境にあるコンテナ一覧が表示される
コンテナを削除する
不要になったコンテナは削除する。
#コンテナを削除する
$docker rm [container]
#コンテナを停止する
$docker rm [container]
#コンテナを全削除する
$docker system prune
以上